2020M-1CUP清遊湖予選に参戦した時の話

マルキユーが主催するM-1CUPにはじめて出てみて、その時の動画を公開しましたが・・・動画の中で当日の様子が全然出せていなかったと思うので、プラスαで見て頂ければと思います。

予想以上に早くに清遊湖に到着!

今回の清遊湖での定員が250人となっていたので、あまり遅く行くと釣り場まで遠くなると思い、結構早めに家を出ましたが・・・道路がめちゃくちゃ空いていて、5時前に到着しました。
一景のエサ教室や例会にゲスト参加させて頂いたりと清遊湖はそれなりに行っていますが、過去イチでしたね~
先に到着していた車は約15~20台程度。

面識のある方たちに軽く挨拶して、タバコを吸いながら車内に籠城していると、続々車が入ってきました。
全然気づきませんでしたが、到着した人たちはいつからか受付に並びはじめていたようです。
あいやー!ということで急いで並び始めます。

座席のくじを引いて誓約書を受付へ

座席のクジ箱を持つのはマルキユーインストラクターの石井忠相さん。
これだ!と思い引くと「西桟橋 24ブロック 2番」と書いてありました。

誓約書を提出して参加賞のステッカーとレジャーシートを受け取り

ヘチは引けなかったか~と残念に思いながらも、2番なのでヘチも近いかなと思って貼りだされた座席表を確認してみると、西桟橋は一番奥の桟橋・・・
めちゃくちゃ遠いけど、わたしには相棒(コロコロ)があるのでそこまで苦ではありません。
無理すると腰も痛くなるし、コロコロはマジでオススメです。

座席に座っていざ準備!隣の人の竿&仕掛けは・・・

座席に到着し、隣の方へ挨拶を済ませて準備をはじめようとした時「座布団がない!」と気づきました。
桟橋を揺らさないように適度な速さで車まで戻りとってきましたが、朝の忙しい準備の時にタイムロス。
そんな感じで出鼻をくじかれて焦りまくりのトネガワは、前日決めていたことを完全に忘れました。

「隣の人が段底なら宙をやる。隣の人が宙なら段底をやる。」

今回、隣の方は中~長尺で宙をやるようです。
心の中の決め事を忘れてトネガワが出した竿はというと・・・シマノ 景仙桔梗12尺に仕掛けはタナ2本。
しっかり振れる範囲で竿を選び、念には念を入れてちょっと大きめのウキを選択。

試合開始!あれ?はじまったよね!?焦るトネガワ

7:15に試合開始の合図が鳴り響きましたが、周りの人があまりエサ打ちしていなかったので「もしかしてフライングしちゃった!?」と焦りました。
もちろんそんなことはなく開始していましたが、焦ってエサが一瞬水についたところで竿を上げる焦りっぷり。笑

一応、当日出した竿や仕掛けも残しておきます

竿:シマノ 景仙桔梗 12尺
道糸:ルック&ダクロン ナポレオン 道糸 1.0号
浮子:淳作(Junsaku) No.5
上ハリス:東洋ナイロン レブロン ブラックハリス 0.5号
下ハリス:ルック&ダクロン ナポレオンハリス 0.5号
上針:オーナー バラサ 6号 10cm
下針:オーナー サスケ 4号 60cm

落とし込みが全然できなくてとっちらかる

振り込み・落とし込みが全然できておらず、あっちこっちにバラケを打っていましたが・・・開始10分くらいでサクッと1枚目を釣り上げられたので、もしかしてヘチパワーすごいかも!?なんて思えたのはそれが最初で最後でした。
その後は全然釣れない時間が過ぎていきます。

寄せ負けているのかと思い、強く寄せられるサナギパワーを軽く足してもみましたが効果はなし。(ヘチだったので寄せ負けはあんまり考えなくてよかったかも)
結局宙をやるにしても、段底をやるにしても、15尺以上の竿を出していればよかったのかなという結論に至りました。

最近、小池忠教さんとお話させて頂く機会があり、その時に言われた「1種類の釣りに固執せず、なんでもできるようにならないとダメだよ」という言葉がずっと頭の中を駆け巡っていました。
もちろん、楽しんでやる分には好きな釣りをしていればいいですが、大会などで勝ちたい!誰々よりも釣りたい!と思ってしまったら、選択肢(釣り方)はあればあるほどいいですからね・・・

トネガワと言えばチョーチンばっかりという感じでしたが、動画的にチョウチン一辺倒だとマズイと思って、最近では段底にも手を出し(通算で10回もやっていませんが笑)少しずつ芸域?を広げております。
今後はしっかり中尺~長尺を振れるようになること、メーターの落とし込みをしっかり覚える必要があるなと思い知らされました。

話は戻り、M-1CUP清遊湖予選は昼休憩30分の間に・・・

話が逸れてしまいましたが、お昼休憩に入った時点で2枚しか釣れていませんでした。
これじゃあ通れないなあ・・・と思っているところにプルルルっと電話がかかってきました。
電話の相手は同じ大会に出場していたマジシャン加藤氏。

軽く話した結果、午後からでも段底をやろう!と決断。
12尺の竿をそのままに、タナ取りゴムを付けてみるとぴったり12尺で底が取れそう!
おにぎりをムシャムシャと食べながらも急いで段底に使うウキのオモリ調整をはじめます。

その裏では粒戦、粒戦細粒、とろスイミーに水をササッとかけて、すぐに竿に持ち替えてオモリ調整~せっせとタナ調整。
段底とセットアップを入れて・・・ようやくタナを調整し終わるかな?くらいの時に午後の試合が開始。

すごくトイレに行きたい・・・笑

四の五の言ってられない状況なので、前日仕込んでポンプに入れてあった段底用の魚信を取り出し、午後のエサ打ち開始。
幸いタイムロスは5分もなかったと思います。

エサを打っているうちにサワリ(勝負目盛り)が出てからフッと当たったので合わせるといい感じで釣れましたが、それも続かずエサを打ち続けるとカラツンやスレ。
2本のタナでやっていた時より動きは増えてきましたが、やっぱり水中は大会モードなのか難しい。

色々試行錯誤するも技術と膀胱の限界

こういう時対処する技術をトネガワは持っていないので、エサ打ちのテンポを遅めてみたり、クワセを力玉ハードIIIビッグの半分カットにしてみたり、試行錯誤しているうちにもう一枚追加できましたが・・・

試合も残り1時間にして、身体のある部位が悲鳴をあげました。
膀胱です。

午前中、ウィルキンソン炭酸の500mlを飲み切ったのが悔やまれる・・・そう思っても後の祭り。
午後を乗り切るには厳しく”大人としての何か”を失うわけにはいかないのでトイレへ駆け込みました。

釣れてないし床休めになればいいやとトイレ休憩

ちょっとばかしのタイムロスで座席へ戻りましたが、軽い床休めもあまり効果はなくカラツンに時々スレという感じで、終了までに1枚を追加して初のM-1チャレンジは終了しました。

検量した結果、4.85kgでブロック内9人中の4番目。
(3番目の方は同重量でしたが、受付番号順でトネガワが4番目)

トネガワにもう少し実力があれば、ヘチを引いたパワーで・・・ってそれを言い忘れてました。
座席は2番でしたが、1番の方(左隣)が欠席だったので、ヘチになったんです。

ちなみに、午後のタックルデータはこんな感じでした

竿:シマノ 景仙桔梗 12尺
道糸:ルック&ダクロン ナポレオン 道糸 1.0号
浮子:巧実(Takumi) 美彩 縦サソイPCムク 九
上ハリス:東洋ナイロン レブロン ブラックハリス 0.5号
下ハリス:東レ 将鱗へらハリス スタンダード 0.4号
上針:オーナー バラサ 6号 15cm
下針:がまかつ ボトムマスター 4号 60cm

今後の課題も見えたし、いい経験になりました

色々と足りないものも見えてきたので、今年は修行を積んで来年の大会でまたチャレンジしよう・・・と思っていましたが、せっかくなので筑波白水湖にも先日エントリーしました。

今後も色々と精進していきますので、皆様よろしくお願いいたします。

軽く当日と試釣の様子が入っているのでよろしければ↓の動画も合わせてご視聴ください。

マルキユーのM-1CUPへらは清遊湖でデビュー【ヘラブナ釣り】

なぜ右下にドボ健さんが映っているかというと・・・今回もそういうわけです。
お茶、ごちそうさまでした。笑

段差の底釣りが最高に楽しかった【匠会の例会ゲストで神扇池】

まず、人生で段差の底釣りをしたことは何回ありますか?と聞かれたら、釣りをした場所を言い切れるくらいやったことがありません。
1回目が神扇池、2回目は富里の堰、3回目も富里の堰、4回目は隼人大池、5回目が今回の神扇池です(順番は間違えてるかも)

たしか1回目の神扇池はまともに釣れなかったし、2回目の富里の堰では段底で竿をあげたらついてた~!というのが2~3枚あったきり、3回目の富里の堰にいたってはアタリが全然なくて1日やってデコりました笑
4回目の隼人大池はたしか去年の年末ごろ、オープン大会に参加して8時から3時までやりましたが1枚を釣っただけ。
ただ、この日は腰痛が治ってから1か月半ぶりの釣りだったのと、はじめて1節入る段差の底釣りの小さいアタリをちゃんととれたので、1枚だったけどすごく嬉しかったのを覚えています。

前日同じ神扇池で抜きのチョーチンセットをやったら完全に死んだ

1つ前の記事にも書いてありますが、ともかく前日は釣れませんでした。
へら専科の管釣りウォッチングに参加していなくて、一人でやっていたらとてもじゃないですがまともな精神じゃいられなかったでしょう。

そんな状況だったのでどうにか釣りたい!となればチョーチンセットをやるのは得策じゃないんだろうなと、チョーチン釣りが大好きなトネガワもさすがに思うわけです。

匠会のゲストで参加させて頂くと、伊藤泡舟さんの姿が

伊藤泡舟さんとは、かちどきのブランドで有名なオオモリのヘラブナ釣りセットを使った時に神扇池で並んでやらせてもらったっきり。

待望の旋へらブナつりセットを両ダンゴでインプレ&耐久テスト?

せっかくなので、今回も一緒に並んでやらせて頂くことにしました。

神扇池でトネガワが座った東桟橋の座席は13尺で底がとれる

12尺くらいでとれる場所もあるみたいですが、私が座った場所は13尺で底がとれました。
といっても、ウキと穂先にあまり余裕はなくハリスも60cmあったので、人によっては浮子とハリスのセッティング次第で14尺が必要になるかも。

そして私が継いだ竿はダイワの月光 剛13尺・・・この季節には不向きなガッチガチの竿ですが、私が持っている13尺はこれだけなので仕方ありません。
ついていた仕掛けはグルテンの宙釣り用仕掛けでしたが、ウキゴムの部分をスーッと動かして底釣り用にチェンジ。
本当はどんなに繊細にウキの部分を動かしても道糸が傷つくのでいつもはやりませんが、寒くて仕掛けを作るのも面倒だったので横着しました笑

さらに、エサ落ち目盛りは9目盛り中7目盛りでとるつもりでしたが、なんとな~く5目盛り目でとってしまいましたが、まぁ太めのパイプトップだしイインジャナイ?とかってに自分を納得させ、段差の底釣りで大切だろうと思われる底立てをしていきます。

トンボをつけて底立てをするトネガワの図

前は底をとるのに1時間・・・いや、2時間くらいかかってましたが、なんとなくコツをつかんだので最近は10分~15分くらいで終わるようになりました(それでもかかりすぎですが笑)

神扇池で段差の底釣りを1日通しでやってみて思ったこと

まず、午前中にアタリを見逃したのは・・・トネガワの集中がないだけで対策方法は簡単です笑
しかし、1枚目を釣ってから3時間以上アタリがなかったのはどうしたらよかったのか・・・

この日はそれほど混んでいるようには思えませんでしたが、サワリも全然でなかったので横方向へのアピールが少なかったのかもしれません。
今度はこういう時バラケマッハでも足してみようかなあ・・・
それでも全く反応がなければエサがバラケすぎってことでエサ打ちのテンポをゆっくりにするとか。

こうやって落ち着いて考えると対策も考えられるんですが、釣りに集中しちゃうと必死になっちゃうので全く手を変え品を変えということができません。
へらぶな釣りに向いている人はせっかちな人と言われますが、私はどちらかというとのんびり派ですから向いていないのかもしれません笑

半節入ったアタリや1節のアタリを合わせるのが楽しい!

あまり段差の底釣りはやったことがなかったのですが、フッと入るアタリを合わせるのがめちゃくちゃ楽しかったです。
ということで、この日どんなアタリが出ていたかは以下の動画でどうぞ!

段差の底釣りで小さいアタリを合わせる!【匠会ゲスト 2020年1月12日】

そういえば!今回、段差の底釣りをやっているので、かなり待ち時間が長い1投もありました。
今回はあたりの直前にスキップできるよう、時間をメモしたものをコメント欄に書いておきましたので、時間の部分をクリック(タップ)してもらえると、アタリのちょっと前にスキップできます。
アタリだけ見たい方は試してみてください。(本当は全部見てほしいけど・・・ね笑)