今回は万力、もしくは頭とも呼ばれている竿枕が折れてしまった時の対処法です。
ちょっと前になりますが、天水杯に参加している時に竿掛けを万力にセットしようとしたら、万力の先端がポッキリと折れてしまいました。
まだ半年くらいしか使っていない万力だったので、あまりのショックに涙しながらよくお世話になっている釣具屋さんに行き、抜きかたを説明してもらったのでここに記しておきます。
竿掛けの竿枕や万力側が折れてしまった時に用意するもの
ピンバイス(兼古製作所 ANEX製)
今後も色々なものに使いたいので、高いピンバイスを購入しました。
なにより小学生のころミニ四駆の肉抜きというものが流行っていまして、当時ピンバイスを買うことができず肉抜きができなかったんです。
その悔しさを上塗りするという意味もあります笑
安く上げたい場合はドリルの刃がついたピンバイスのようなものをダイソーの工具コーナーで見たことがあるので、それを購入すればいいと思います。
フック(100円ショップオリジナル)
先端がネジになっているフックです。
これはタッピングビスでも代用可能ですが、フックであれば抜く際に力もかけやすいので個人的にこちらをオススメします。
注意!絶対やらないほうがいいこと
いきなりねじを差し込んでしまうと、中の木が膨張して竿掛けを壊す場合があります。
竿枕の修理の時、雨でキツくなった末に折れた時は特に注意してください。
そういう理由であらかじめピンバイスを使って穴を開けています。
もし雨で水を吸って膨張している状態だった場合は1~2週間ほど陰干しすると抜けやすくなるので、必ず守ってください。
手順は簡単!穴をあけてフックを刺そう!
ピンバイスで穴を真ん中にあけて、いい塩梅になったらちょうど真ん中にピンバイスをねじ込みます。
穴をあけ終わったらフックをねじ込みます。
この時、あまりキツいようだったら無理はしないでください。
少ししか折れた木に噛んでいないと、メキメキ割れるだけなのでほどよい塩梅にしましょう。
文字だけでわからない方はぜひ↓の動画で確認してみてください。
これから万力を修理する動画を撮影します
今後の予定としては切断面に穴をあけて、棒を差し込んで接着修理しようと考えています。
せっかくコミ調整もバッチリ済んでいる万力でしたし。
万力や竿枕が折れるときのパターンは雨の時に使って、竿枕や万力が抜けなくなる・・・そして力ずくで抜こうとした結果、ポッキリ折れてしまうというのがよくあるパターンだとは思います。
壊れた万力は緑壇に水牛の装飾があるものをネットの通販で買いましたが、折れた断面を見てみると竿掛けをセットする部分の根本はかなり細いようです。
長期在庫の処分品だったようなので木が若干もろくなっていたのかもしれません。