鎌北湖といえば関東は埼玉県の西部、毛呂山町にある準山上湖として名を馳せたヘラブナ釣り場です。
また、廃墟ホテルや心霊スポットとしてだけでなく、桜や紅葉も楽しめるので色々な方々に愛された湖でもあります。
鎌北湖の水抜きと耐震工事が2019年10月からはじまります
1935年に完成した農業用貯水池としての面を持ち、建設からかなりの時間が経過していることもあって、平成25年に行われた毛呂山町の一斉点検で堤体の耐震性が基準値を下回り、耐震工事が必要・・・という結果になりました。
堤体とはなんぞやというと、湖の水をせき止めている「そのもの」ですから、その堤体を補修するためには水を抜いて耐震工事をしなければいけないわけです。
その結果、現在鎌北湖で泳いでいるヘラブナたちに罪はありませんが、水抜きされた後に埋め立てられてしまうこととなりました。
しかし、それでは悲しいということで色々な方々が動きました。
鎌北湖のヘラブナは愛知県のひだ池へ大移動します
紆余曲折を経て、鎌北湖のヘラブナは愛知県にある大型のヘラブナ管理釣り場であるひだ池にお引越しすることとなりました。
しかし、お引越しするのは水抜きをしてから住処が減ったのちに一網打尽してお引越し・・・というわけではなく、2m四方の網があるらしいので、そこにキープした魚がお引越しすることになります。
その詳細な内容については、動画の中でとある方の投稿を引用させて頂いているので、そちらをご覧ください。
私も撮影時が最後の・・・と思っていましたが、行ったあとに救出大作戦の告知があったものですから、もう一度足を運んでできる限りヘラブナを救出してあげたいと思います。